これな〜んだ?って言うぐらい小さい。
そんなに?
はい。
種を蒔いたのが、7月の終わり。
花が咲き出したのがちょうどお盆の頃、でもすぐにその花は落ちた。
そして、今日発見した。
直径1cmぐらいの花の下に、5㎜ぐらいの実がなっている。
小さくてもちゃんと、あのフォルムを形成している。
いや〜要りませんね。
唯一食わない野菜です。
あの苦味は毒の証。
野生に住んでいたら、まず口にせず、熟れるのを待ってから食べることでしょう。
無理にその毒を好んで食うのは人間だけですね。
だから自然に適応できないって言うんです。
災害等に最も弱いのは人間です。
動物は本能でキケンを回避する能力を持っています。
人間は浅はかな知恵で、そのキケンを避けようとしますがなかなか困難です。
この地球(ほし)の歴史上、人間なんてまだちょろっとしか存在していない訳で
この先の事も怪しい限りです。
とにかく、もう少し原点を見直してはいかがなものかと・・・
過去にこの仕事をしている先輩方に聞かされた話の中に、
”建築はいい仕事だよ。自分がつくったものが、後世にも残っていくから・・・”
みたいな・・・
その時は ”いい加減なモノを世の中に出せない” って気持ちになりましたが、
今になって思う。
”いや、直ぐ無くなる・・・” って。
所詮、単なる構造物に過ぎない、そしてそれは消耗品だ。
こんなモノをつくりたかったのかってね・・・
しかし、これにはまだまだ色んな考え方があります。
こんな風な切り取り方をすると、建築自体を否定した解釈なります。
決してそうではない。
ただ言いたい事は、見つめるスパンをもう少し長くしてみてはと・・・
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