昨日からデータの移行に費やしていますが、ふと考えると・・・
”これってホントに必要か・・・?”
1TBとか、そこそこ容量あってもすぐに無くなる現実・・・
その中にあるガラクタデータはホントに必要なのか?
おそらく、USBメモリ1本あれば足りるんじゃない?
そんな事を思いつつ、現在もせっせと移動中・・・
デジカメで気軽に撮った写真。
画像データもそれなりのサイズで結構なスペースを占めていますが、
これもPCの中に入れたままじゃ〜一生のうち、何回見るのか・・・
そう考えると、やっぱりプリントしておかないと意味がないような、
そんな気がしますよね。
今や簡単に写真集も作れちゃうし、毎年1冊は作っておきますか。
そう思いつつ、一番悩ましいのが、CADデータ。
これね〜 一昔前は、紙に描いていた図面が何だかヘンですよね〜
実態のあるかないのか分からない・・・
そんな存在・・・
まさに、建物にならなければ、何をしているのか分からない仕事です。
でもさ、建物も永遠じゃないんだよね。
特にこの国では、なかなか100年も建っていられる建物も
多くないように思います。
いや、逆に一握りぐらいしかないのでしょう。
そう思うと、なんだか虚しくなりますね。
先日、道頓堀を通ったら、あのビルも無くなってた・・・
結構色々と思いであったのに・・・
何の為にこの仕事をし、何を目指しているのか・・・
建築が、芸術だと言う時代もありましたが、今はそうじゃないと思う。
単なる消耗品。
便利であるべき道具の一つ。
その時代にあったモノでなければと言うことか・・・
CADデータってホントに必要?って思いつつ、そんな事を考えていた。
そして今、何をしたいのか? 何をしなければならないのか?
先行きを見失いそうにもなる・・・
いっそハードディスクのデータの様に、あるのか、無いのか分からない
そんな存在を目指せばいいのか・・・
ホントに必要なモノ・・・
”あなたにとって一番大切なモノって何ですか?”
そう考えると、やっぱり、CADデータじゃないよね・・・
あの時の、あの写真の方が・・・
あ、そうそう、ちなみにこのUSBメモリですが、一応32GBもあります。
そこそこ保存できちゃいますよね。
ビル丸ごと1本ぐらいのデータは保存できちゃいますね。