忍者  −My Favorite Place −2− 

伊賀忍者って知ってますよね?甲賀忍者ってのもありますが、
我が故郷は伊賀忍者の発祥の地です。


伊賀三上忍と云われる、服部半蔵、百地丹波、藤林長門が有名
で、この人たちは忍者の親分です。

その中でも今回は、伊賀流忍術の創始者と言われる
百地丹波守三太夫について少しお話しましょう。

と、言っても秘密の多い人達ですから、本当のところ分からない
ことも多々あるようで、詳細については、今回はおいといて、
ちょっとマニアックな話題です。

歴史的な話題だと期待された方には申し訳ございませんが、
現代の話です。

観光地に行くと、忍者屋敷とかありますよね?
あまり最近は無いのかな?
お城とかの横に・・・ちょっと忍者に関わる地域なら・・・
どうだろ?・・・あるよね?昔はあった。

あるとして、あれもどこまで本当の仕様かは疑問で、
本当の屋敷はそうでもなかったようです。

その親分である百地三太夫の実際の屋敷が現存し、
それがどうなったかという話題です。

なぜそれが、そうなったか?と云うところも話が長くなるので
ちょっとおいておいて、結論からいきますと、見事に現代で
再利用されています。きっと忍者もビックリです。

20050402-sandayu-1.jpg
これがそうなんですが、なんと焼肉レストランです。

地元の我が恩師であるM建築事務所の先生が設計したのです
が、オーナーと各地廻り研究し、ここにまとめたそうです。
本当の屋敷を移築し、その存在感と雰囲気を生かした創りに
なっています。

前面の駐車場から門をくぐり、庭から池や横の山から落ちる
滝を眺めるアプローチで中に導かれます。

20050402-sandayu-2.jpg
20050402-sandayu-3.jpg

中は座敷の広間と板の間のテーブル席があり、掘りごたつを
備える個室も完備しています。

料理は囲炉裏で炭火で焼きながら食べるスタイル。
¥5,000/人〜ぐらいからのコースになっています。

山女や鮎など魚もあって2h〜3hぐらいかけてゆっくり
楽しめます。是非近くに行かれた際には一度試す価値ありです。

20050402-sandayu-4.jpg

※裏情報(これを見て頂いた人にだけこっそり教えます)
さらに、お勧め情報ですが、5月後半から7月までぐらいかな〜?
近くに山から流れる谷川があるのですが、この季節になると川の
両側に蛍たちがつくる、ツリーを数百メートの区間ですが見る
ことができます。
(注)時期と時間帯が合わないと1匹も飛んでない・・・

デートにお勧め!大阪から1時間圏内でドライブを兼ねて、
いい感じですよ。個室もあるし・・・社長どうですか?

忍者の様に忙しく日本中を駆回る社長にピッタリ!

実は数年前、なんと言っても炭火を大量に扱いますので、
当時は茅葺だったのですが、残念ながら出火し、一部を
火事で失いました。
今は修復し営業しているのですが、屋根の仕様は
一部当初とは異なります。

忍者である百地さんは、後の世で自分の住まいが、
このような利用をされているとは、信長と戦っていた時は
思いもいなかったでしょう〜!
想定外ですね・・・( ̄— ̄)ニヤリ

写真:M建築事務所の先生

炭火焼 三太夫
名張市安部田字阿清水520
電話 0595−64−0055
フリー0120−47−4129
http://www.moriwaki-net.co.jp/sandayu.htm

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コメント

  1. TAITAI より:

    イクイクうう・・。

    楽しそう!!

    でも家族では行けないね。

    忍者だけに お忍びで!!

    きゃああああ・・・

  2. おっくん より:

    是非、彼女とどうぞ!( ̄ー ̄)ニヤリ

    私も家族とはないですね〜
    え?仕事ですよ。お付き合いで・・・
    ホントに・・・