“土地信託事業の見直しを進めている大阪市は、ミナミ・アメリカ村の複合商業施設「ビッグステップ」(中央区)など3事業について、施設の土地、建物を売却し債務を返済、信託銀行との契約満了を待たずに事業を終了させる方針を固めた。また、682億円もの負債を抱える複合ビル「オーク200」(港区)については、当面売却は困難として信託期間を延長、3施設の売却益を投入するなどして債務の削減を目指す。市はすでに都市型遊園地「フェスティバルゲート」を清算。これで、民事調停が始まる見通しの商業ビル「オスカードリーム」を含めた残り5事業の処理策がまとまったことになる。”
大阪市 信託3施設売却へ : 大阪市改革どこへ :
特集 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
“大阪市交通局の土地信託事業で、274億円の負債を抱える商業ビル「オスカードリーム」(住之江区)について、同局と受託したみずほ信託銀行(東京都)の双方が、信託契約を打ち切る方針を固め、債務の負担割合について協議を始めることがわかった。今月中にも、同行、同局のいずれかが、大阪簡裁に民事調停を申請する。バブル期に高額配当を見込んだ事業は2021年の契約満了を待たずに事実上破たん、市の大型プロジェクトがまた、市民に大きなツケを残すことになる。市の土地信託事業の失敗は、都市型遊園地「フェスティバルゲート」(浪速区)に続き2例目。”
大阪市の土地信託2件目破たん、負債274億円 : ニュース :
関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
う〜ん・・・ビミョウなニュースですね〜
一応、気になる話題。
それぞれ全てビックプロジェクトなのにね〜
だからこそ、負の方向に向かったのでしょうか?
規模の大きな施設は、計画自体がかなり長期に渡り
時間を費やす事になり、計画時と完成時の時間差が
ネックになることもある。
時間(時代)を読めていないということでしょうか?
まさに、これらはバブルの境目の案件が殆どで、
悪循環の波に乗ってしまったのでしょう。
今から思えばあの時代はかなり異常な状況だった
のでしょう。ボクはギリギリ、バブルを体験していま
せんが、何となく雰囲気は感じられる・・・
でも就職活動では確かにバブルだったな〜
どんな成績でも2〜3倍はあり必ず就職できた時代。
それも大手の企業だ。
それから数年後のこの時代とは、確かに違いすぎる。
でも自分が生まれるほんの100年前は、まだ刀の
時代、江戸幕府が存在していたんだよね。
そう考えるとすっごいスピードで時代は変わるって
ことだよね。
自分の人生なんて地球や宇宙の時の流れからすると
一瞬にも満たない、儚いものです・・・
建物を設計する上で、時を表現することは結構課題
だったりしますよね。
当然設計時の背景は大切ですが、その何年後って
どこまで想定するべきか、それは用途や条件によって
変わるが、読み間違うと機能すら失うことになる。
時を読む、時を刻む、大切な条件だと思う。
あ〜虚しい・・・