昨日の続きです。
1.予算を絶対確定する。
2.予算を決める為には仕様を明確にする。
つまり設計図書と見積をとる。
3.上記に対して必ず契約を交わす。どんな小さな工事でも。
これらは最低限度のことなのですが、こんなことは当然の事
で当たり前にするものだと思うかも知れませんが、意外と
ズルズルと何もしなければそのままの流れで進むことが
(こんな仕事の仕方はしませんが)実際あるのが現状です。
それは特に昔ながらの大工さんとか地方に行けば普通に
ある話で、施主よりも大工の天下となります。
仕組みと言うかルールを整理しないと曖昧な形になる
ことは言うまでもありません。
大工や職人的な考えでは、実際した仕事に対してが対価と
なり、最初に金額ありきと言うより、これだけ掛かったと
いう考えになるのは、ある意味仕方のない事かも知れません。
ですから、まず予算を下回ることは少ないです。
必ず追加を覚悟するべきでしょう。
私たちの仕事はこれらをコントロールするのも大切な役割で
正確な仕事量とコストを管理しながら、ものづくりを
しなければなりません。
今回の工事予算が200万と設定しましたが、
実際の請求は、「何と言うことでしょう?」280万!?
・・・これってどう言うことなのでしょうか?
予算の1.4倍ですよ。ありえないですよね。
だから当然認められないって言いますよね。
まして契約を交わしていれば追加契約しない限り支払う
義務もありません。
また、今回は工期に関しても何ヶ月掛かるねん?って
言うぐらい長い!片手間だから・・・
だから今回は正規の1人工の単価じゃおかしいし、
約束ちがうでしょ。って話ですよね。
また、一部の材料も支給し、仕様に関しても減額の方向で
取り決めして何で追加なのか意味が分からないですよね?
でもこんなことが当たり前のように言えるってすごい!
感覚の違いなのでしょうか?なぞです。
次回、この不思議についてもう少しお話したいと思います。
つづく・・・